介護業界で活躍したいなら実務者研修を受けておくことが重要

勉強

実務者研修の通信講座を受けよう

介護職員初任者研修と実務者研修の両方を取得したいと考えている方は、長丁場の受講となります。また、介護職員初任者研修を修了しステップアップを考えている方が、実務者研修を受講しようとすると仕事との両立が難しく感じる時もあるようです。このようなときは、通信講座を利用して、自宅で独学することも可能です。初任者研修を修了している方であれば、275時間分の必須科目を独学することになりますが、働きながら自分の時間を使って効率よく勉強を進められるメリットがあります。ただし、実習を兼ねたスクーリングも必修となっており時間を上手に使うことが求められます。

実務者研修を受けるメリットbest5

女性
no.1

介護福祉士への道が開ける

介護福祉士の受験資格を得るには、介護の実務経験と実務者研修を修了していることが前提となります。介護福祉士の資格を得ることで、管理職として仕事に就くことができるうえ、さらに上位資格である認定介護福祉士への受験資格も得られるので、介護業界でのキャリアアップを目指す方には大きなメリットとなります。

no.2

一部の医療行為が可能となり、仕事の幅が広がる

実務者研修を修了し、かつたん吸引や経管栄養に関する研修を受講することで、医師の指示による一部の医療行為を行うことが可能になります。携わることができる要介護者の幅が広がります。スキルアップを目指すことができ、後進への指導をしながら研鑽していくことができます。

no.3

就職に有利になる!

介護業界での経験が浅くとも、または未経験でも介護職員初任者研修と実務者研修を修了することで「介護の知識を有している」ことをアピールすることができます。介護の現場に欲しいのは有資格者であり、特定の知識を持った人材です、第一線で働ける強みにつながります。

no.4

サービス提供責任者になれる

事業所では、「サービス提供責任者」を配置しなければいけません。初任者研修修了者でも責任者として届け出することができますが、介護報酬が10%減算されるといったペナルティが課せられます。実務者研修修了者がサービス提供責任者となることで、ペナルティが課されることもありません。

no.5

介護職に対する意欲をアピールできる

実務者研修を修了していることで「介護に対する前向きな態度」をアピールすることができます。膨大な受講時間を経て修了資格を得ているので、介護職の中では一目置かれる存在となるでしょう。また国家資格取得への道も開けることから意欲をもっていることも認めてもらえます。

受講メリットを知ってから勉強を始めることが大事

実務者研修は、費用と時間がかかる研修となります。実務経験がなくとも受講できるため、介護職員初任者研修と同時に受講することも推奨されていますが、450時間とかなりの受講時数となるため、とても苦しい時間となることでしょう。メリットを知り、自分の将来と照らし合わせて勉強を始めることが大切です。